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今夜の番組チェック


ウルブの脅威

真っ黒な、小型のコンドルのような鳥(ウルブ)が町中のごみをあさっています。

ごみをあさる黒い鳥といえばからすを想像されるでしょうが、ウルブを知れば
からすでさえかわいく感じられます。まず、からすより顔が怖い。
コンドル系なので目もくちばしも鋭く、
首から頭にかけては肌ががさがさした(ように見える)模様があります。
ごみ箱の周辺はもちろん、電柱の先、とんがり屋根のてっぺん、塀の上、道端、
いたるところにとまっていて、私を脅かします。

狙っているのは私の出す生ごみで、悪気もなくひょこっひょこっと寄ってきて
食い散らかしていきます。生ごみをあさるといってもやはりコンドル、
血のついた肉(の「ごみ」、というのがもっと憎悪を感じるところ)を好んで食べるようです。
犬や猫、とかげなどの死骸にもよく群がっています。

時には生まれたばかりの子牛まで食べてしまうそうです。
牧場をもっている人は気をつけていて、ウルブが上空で輪をかいていたら
すぐにその下にいってみなければいけません。子牛が生まれようとしている
のかもしれないからです。
さらに、からすは悪声でも鳴きますが、ウルブは鳴きません。飛び立つときに
「ぐっぐっぐっ」と喉のあたりをならすだけです。
無声、というのはだれもいないお化け屋敷のような不気味さがあります。

しかしここでは最も身近な鳥類であり、親しむ人こそいませんが、共存しなければ
ならないのでしょう。
生徒たちの作品の中にもよく登場してきます。


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