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懐かしい匂い

そろそろ復活しなくちゃね。

今回3週間だけの帰国、合計7回の機内食を乗りきって、無事帰郷。

これが「ジサボケ」とゆうのか。
朝方まで眠れず、ほんのわずか浅い眠りがきただけで、1日をはじめてしまった。
みた夢はまだ日本の中だったから、ほんとに帰ってきたのかどうかはっきりしない。

散歩してみる。 雨季はまだ続いていて、昨夜もよく降った。
雨上がりに、朝からの強い日差しでできた、まとわりつくような空気。
地面からたちのぼる「もあっ」とした空気。

「あっ、この匂い、どこかで…。」

どこだったか、ハッキリ思い出せない。どこかの、暑い国だった…。
冬眠明けの寝ぼけまなこのかえるみたいに、頭の回転がわるい。
さんざん考えて、
「3週間前の、アマゾンのこの町の空気」
だったことを思い出した。それと同時に、
あ、アマゾンに帰ってきたんだな、と確信した。

でも、不思議。
日本にいた3週間の間、この町で、こんな生活があったこと、すっぽり記憶が
抜け落ちたように忘れていた。2年もいた町なのに。
そして、この町にいる今、この間までの日本での生活を、思い出せない。もちろん、
日本がどんなであるかは、知っているけど、リアリティがない。
におわないノダ。
こんなにも、頭の中が入れ代わってしまう外国ははじめてだ。
ブラジルを入れたら日本がプッと出る、日本を入れたらブラジルがプッと出る。

その、今回のスイッチは、雨上がりの空気の匂いでした。

「匂い」というのは、すごいとおもう。

こどもに日本のお土産に折り紙をあげたとき、
「日本の匂いがする」
といった。びっくりして聞くと、その子らは4年前に1度、日本を旅行していた。
たしかに、外国からくる便箋などには独特の匂いがあって、知っている国なら
「懐かしい〜」となる。瞬間的に、思い出に浸れる。
普段、わたしが見せている日本の写真や、道具やなんかよりも、もっとリアルに
日本を感じたのかもしれない。

体験とは、すばらしい。


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