秋分の日。お彼岸。
朝から、作ったこともない「おはぎ」づくりで少々肩が凝っている。
いつもお母さんやおばあちゃんが作るのを、冷やかし半分で見たりつまみぐいしたり
していたのだけれど、いざ自分でつくろうと思うとなかなかうまくいかないもんだ。
ところで、実家ではきなこは「うぐいすきなこ」というのがポピュラーだった。
抹茶、あるいは苔のような、なんとも日本的な色。小さい頃からこれに慣れ
親しんでいたから、山梨名物「信玄もち」についている大豆色のきなこを見た時は
ショックだった。きなこというものは一般的には大豆色、ということを知ったのは
18歳を過ぎてからだった気がする。
ブラジルに来る時にお土産に(なぜか)きなこも持ってきたのだけど、長崎出身の
そのご家庭にも「うぐいすきなこ」が初めて導入された。なぜか「いいことをした」
という気持ちになっていたから、きっと得意げな笑みを浮かべていたことだろう。
今思えば、あまり誉められた記憶はないけれども。
日本はお彼岸。
ここは、Cirio。
年に1度の教会のお祭りで、一週間以上つづく盛大なもの。
いつもはなんにもない教会前広場には、飲み屋やゲームコーナー、りんごあめの屋台、
おもちゃや、記念Tシャツを売る店やコンサート用の舞台などがところ狭しとならび、
町中の人々を惹きつけている。
私も名物の亀料理を食べにいったのだけど、今年は移動遊園地もなく、人々もまばら。
不景気のあおりをうけているのだろうか。